(次期)ねこジャンプ 「ダメージ床」廃止の予告

ねこジャンプ 仕様追加の予告

ねこジャンプの次回のバージョンから、次の通り VXAce の動作を変更させていただく予定です。

  • VXAceの標準機能の「ダメージ床」を廃止します。ダメージ床という機能そのものが使えなくなりますので、ダメージ床の設定があったとしても、一切のダメージを受けなくなります。
  • マップタイルの「ダメージ床」の設定は、ねこジャンプ(バージョン 17 以降)がダメージ発生とは関係のない別の目的で使用します。
  • ねこジャンプの新しいバージョンは既に実装済みで、現在テストを行っています。動作検証が完了次第、公開する予定です(公開時期未定)

ねこジャンプを採用するほどの高度なマップ制作と描写を手掛けている方は、おそらくは「ダメージ床」のような仕組みを使っていないものと勝手に予想し、この設定項目を別の用途に再利用しようと考えております。

仕様を検討する段階では、「梯子」・「茂み」・「カウンター」も候補に挙げられていました。これらは標準仕様を維持する予定です。

「梯子」はかなり特殊ですが使う場面が無いとは言い切れないこと、「茂み」はマップの表現としては一般的で廃止するには影響が大きすぎること、「カウンター」はオートタイルと組み合わせるとマップタイルの描写も変化するため代替手段が無いこと、などから、最も影響の少ないであろう「ダメージ床」を無くしてしまおうと考えました。

ねこジャンプは既にお話ししているとおり、制作中のRPGの表現や演出の要となるスクリプトを、素材としても利用できるように形を整えて、公開させていただいているものです。

前々から、どうしても表現しておきたい猫の動きがありまして、バージョン 16 では実現できていなかったものを今回実装しています。つまり、現行のバージョン 16 では未実装であるがゆえに、猫の挙動について完全に間違った動きが含まれているんですよね。これが改善されると、ひとまずジャンプの表現としては申し分のないものになるかと思います。

2017/01/15 追記

テストしていて問題が見つかったので修正、再テストをおこなっています。