KhasUltraLighting は、Nilo K.氏制作の光源システム プラグインだ。
制作者の言葉通り、結構なCPUパワーを使うと考えられる。数多のMV用プラグインのなかでも、クオリティと重さは相当な上位に来るのではなかろうか。
【基準値】すべてのプラグインをON
![](https://nekono.org/wp-content/uploads/2018/12/0_full_plugins-700x60.png)
すべてのプラグインをONの状態で計測すると 987 から 990 の間となった。平均値の 989 を採用する。また、984 から 994 までの間は、誤差の範囲内と考えて良いだろう。
★
光源システムはどのくらい重いの?
実演するのが手っ取り早いと思う。次のようにイベントを修正し、光源システムを動かしてみることにした。
![](https://nekono.org/wp-content/uploads/2018/12/KhasUltraLighting_setting_in_event-700x502.png)
▼
![](https://nekono.org/wp-content/uploads/2018/12/KhasUltraLighting_ON_GameTest500-700x414.png)
![](https://nekono.org/wp-content/uploads/2018/12/KhasUltraLighting_ON_GameTest1000-700x414.png)
▼
![](https://nekono.org/wp-content/uploads/2018/12/KhasUltraLighting_ON_Result-700x414.png)
ニワトリが光るというそれだけの違いしかないのだが、スコアは 247 で、基準値 989 から 742ポイントも減少してしまう激重な展開となった。詳しく見ると、500匹の Game Test で 17 FPS しか出せていない。これでは全くゲームにならないだろう。
光源と化したニワトリが、縦横無尽に激しく走り回るという通常有り得ない状況設定ではあるが、光源システムの有無で、これだけの差が付くということは知っておきたい。
もちろん光源の数を減らして、負荷を軽くすることができる。実際のゲーム内においては、数百の光源(イベント)が密集しないようデザインするのが賢明だろう。また、オプションの画面で、光源システムそのものをプレイヤーがOFFに設定できることも、有効な対策となるだろう。