RPGツクールMVで鋭意制作中の、RPGの世界地図(ワールドマップ)を紹介させていただきます。
気候区のグリッド(マス目)が荒いため、まだまだといった感じですが、ふと思い立って「ワールドマップ」というキーワードで検索すると、当サイトで昨年紹介した古いワールドマップが画像検索に出てきて、そちらは今見ると本当にショボ過ぎです。
古い記事は非公開にさせていただき、多少はマシになった現在のマップを置いておきますね……!
オリジナルは4K解像度です。このページでは、縮小版の公開とさせていただきます。
せっかくですので、海流のレイヤーを足した形で載せてみました。赤の矢印が暖流、青の矢印が寒流の流れをあらわします。
確かに「シミュレーション」は行っていないので、この矢印の流れになるとは限らないですが……でも、この辺りが個人制作の限界っぽい気もしますね。むしろ、海流の流れを決めているRPGのワールドマップというものは何処にも無く、参考にするものは何一つ無かったよ! リアルの地球が唯一の参考資料! これで間違っていたらお手上げだよ!
ちなみに海流は、「気象」と「天候」の変化の根拠の一つになります。
あと、縮尺も載せてあります。このワールドの場合は、赤道をぐるっと一周すると13,000kmくらいですね。このくらいの距離になると、そうカンタンには一周できないですよ。
魔法を使えるタイプ(ファンタジー系)のドラゴンが時速500kmで全力飛行すると、約1日かけて一周できる計算です。実際は途中で魔力尽きて落下すると思いますので何度か地上に降りて補給が必要ですね。何やかんやで、3日くらい掛かってしまう。海洋に島がほとんど無いので事故ったら遭難確定。エグいわ。
ファンタジー系ではない普通のドラゴンの場合、おそらく世界一周は無理なんじゃないかと思われます。そのくらいの距離です。
船を使った世界一周は、現代の最新の艦を使っても厳しいかも。高緯度の岬がエグい位置にある。難所ってレベルじゃ……。
—- 2018/07/29 追記 —-
高解像度版
海流の流れの矢印を非表示にして、解像度を少し高めに縮小した画像です。陸地が、ドット絵の要領で色分けされているのが分かると思います。
このドット感、解像度の低い衛星写真のようになっていますね。
そして、ツクール作品界隈では珍しいのかあまり似たようなマップを見ないのですが、ワールドマップは球体の惑星の地表を表しています。
いや、惑星というからにはほぼ球体なのですが、球体ではなく円筒形のマップだったり、何故だから分からないけど完全に平面上のマップまで存在するのだから本当に謎ですね。
平面ですと、設定の整合性を取るのが逆に難しいような気もします。というわけで、外から惑星を眺めると、こうなっています。
外から見たワールドマップ
実際は妙に分厚い大気の層があるし、雲などの遮るモノが沢山見えるので、普通はこんなに綺麗に地上は映らないですが、そこはマップの表現ということで。
地球の雲をそのまま映すと、ここは異世界の惑星であって地球ではないので、雲の配置が偽物になっちゃうんですよね。海洋と陸地の形が全然異なるため、雲を描くのはそう簡単ではありません。難しすぎて保留です。
ワールドマップをどうするのか考えていた最初の頃は、大地は完全なる平面&空間の四隅にそれ以上進めない謎の壁があるとか、マップの西の端と東の端が繋がっている円筒形の空間とかも考えたんですが、それではどう考えても四季を作ることができないという重大な設定ミスに気付き、地球と同じ表現を可能とするために世界を球体に修正した経緯があります。
奇跡の惑星とはよく言ったもので、地球型の惑星じゃないと出来ないことが多すぎるんですよね。それに惑星が自転していないと、作中の昼夜の表現すらもおかしいということになってしまうので、普通に設定構築していくと経緯はどうであれ、最終的に球体に落ち着くのかもしれません。
皆さんのワールドマップも、球体になりましたか?