ぼくのかんがえたさいきょうのワールドマップ

RPGツクールの用語では「フィールドマップ」と呼ばれています。実際に組み込むわけではなく、企画・設計段階で用いられるだけであったり、ゲーム内に組み込むとしても一枚絵として使うので、フィールドマップとは少し位置付けが異なるかもしれません。

 

 

ボクが考えた最強のワールドマップ

制作所要時間:1時間

ショボくて草。

一切何も見ずに完全オリジナルで作ったのがコレ。手作り感ある。これにちゃんと色を載せて町とかを配置しておくと、RPGツクール!って感じがする。

むしろなんで1時間もかかったのか、そしてこの出来映えのものをなぜ制作日誌として公開する気になったのか謎である。

いやだって、これでも結構慎重に描いているんだよ? 世界が狭くなりすぎないようにとか、ある程度の広さの海は必要とか、正距円筒図法では高緯度になるにつれて描き方に注意する必要があるとか……。あと左端と右端は繋がっていないといけないとか。無駄に苦労したっぽい感はあるよね。

 

まあ ↑ のは自己レビューして、「いやダメだろこれ」ということで破棄したんだけど、もったいないので掲載しました。

 

ショボくなった原因を考えてみよう

まず、完全オリジナルってのがマズい。無理がある。制作者は神様じゃ無いんだし、RPGツクールということで趣味制作が多いでしょう。本職のクリエイターでもないのだから、自分の力量だけで世界地図を作り上げることは不可能ということだ。むしろ神様でさえも実は無理なんじゃなかろうか。

それに、マップのスケール感がおかしい。ワールマップは世界全体の地図なんだぜ? 上の画像は世界全体を表現したと呼べるのか。

RPGを個人制作する場合、エターナル(制作放棄したり、永久に未完になること)を避け、制作期間の短縮のために多くの部分で手を抜かざるを得ないが、1時間で作ったというワールドマップは手を抜きすぎにも程がある。この手抜きが次のエターナルを呼び寄せるのだ。

それらの反省点を踏まえて、作り直しました。

 

 

ボクが考えていない最強のワールドマップ

制作所要時間:10時間

 

!?

 

解決策① 完全オリジナルというのは止める

ちなみに上のマップ、本物です。

ぼくはかんがえて「いない」ので、ぼくのオリジナリティ(?)を生み出す能力が恐ろしく低くとも、全く問題ありません。能力を「使っていない」のですから、能力の低さは完成品のクオリティに影響しません。逆転裁判で逆転の発想を学んだのが奏功したな(?)

複数のマップを組み合わせているので、判りにくいかもしれませんが、リアルワールド(地球)のどこかに本当に存在する地形です。これ以上の説得力はないでしょう。

(2017/09/03 補足: アップデートにともない、半分以上が架空の地形になっています)

大陸や島々の形状とか雰囲気が、中二病っぽいって? この土地で暮らしている人達(リアルワールドでは約1000万人)に失礼だろ!

まあ、ぼくも主要な都市を海岸線ごと削って全カットしたり、内海を淡水湖に変えてしまったり、全然違う土地の島を引っ付けたりしているので、このワールドマップが地元民(約1000万人)に見つかったりすると、コレジャナイ感は半端ないとは思います。元々ワールドマップではない地形をワールドマップにしようというのだから魔改造は許してほしいものだ。

 

解決策② 手抜きはしない

世界地図を加工して作るという手法を採っていません。どういうことかというと、世界地図を切り取ってきて、そのレイヤーを下敷きにします。そこに新規のレイヤーを追加して、自分の手描きでマップを描き込んでいくのです。既存のマップを加工して楽して作ったんだという指摘は消し飛びますし、元のマップとは相当な差異が生じてきます。

また、正距円筒図法を意識しての調整や、ワールドマップとして成立させるための独自の描写(ここだけはオリジナルを入れるしかありません)、常時横で Google Earth に投影しながらの作業となりました。むしろ多くの時間は、Google Earth を回転させて確認 → 修正する or 描き直す の繰り返しに費やされています。

完成した! と思っていた北極圏を全部作り直したのはちょっと大変でした。グラフィックソフトで加工せずに全部手描きだから、正距円筒図法の構造上、北極圏と南極圏が一番難しいんですよね。メルカトル図法で描いてから加工するという方法もありますが、手描きにこだわりました。

制作者が時間をかけて、必要なクオリティのものが出来るのなら、時間をかけてしまえばよい。この10時間というのは、手抜きをしないことによって、どうしても発生してしまう所要時間と考えています。

 

 

ちなみにゲーム側の設定やシナリオの都合は、ワールマップ制作にあたり、ほとんど考慮していません。むしろワールドマップに合せてシナリオを修正するわ。

実際、主人公キャラが徒歩で移動するはずのところに、巨大な湖が出来たしな……。主人公は猫だから泳がないし、船も操舵できないが、どうするんだコレ。まあ、ストーリーを改変して何とかするけど、これが共同制作だったらシナリオ担当とマップ制作担当がブチ切れかねん。個人制作の強みであり、(いくらでも改変が出来てしまうという)急所でもあるよね。

どうやらぼくは、「世界そのものを表現することが、シナリオの進行よりも優先される」と考えるタイプの制作者のようだ。シナリオの修正はいくらでもする。(この逆のタイプもいる。どちらが良いとか悪いとかということはない)

もちろん、海と陸との境界線を描いただけであり、ワールドマップの完成はもっと先になります。この記事では、マップの形状の紹介までに留めています。

今回、Web掲載にあたって、ワールドマップを構成するその他の部品はレイヤーを非表示としてマップの画像を出力しています。また、解像度は4K相当(4320×2160 ピクセル)で制作していますが、掲載用の画像は1000×500ピクセルに縮小しています。

 

 

最強と言うからには配布するんだよな?

この記事内のマップの画像は、私は二次的著作権を主張しません(元が「本物」だから)。あなたは自由に参考資料として使えますし、私の作品とワールドマップが同じになるということを許可いただければ、そのまま使っていただいてもOKです。 ※ダウンロード版は CC-BY としています。(描き手が不詳というのもアレなので)

【ダウンロード版(2017/09/03 更新)】
4K解像度版 ワールドマップ: PNGファイル / clipファイル
使用条件:CC-BY 4.0

独自に追加した部分が多く、ダウンロード版は二次的著作権が発生してしまいます。CC-BY 4.0 の条件の下、自由に使っていただいてOKです。PNGには載っていない山脈レイヤー、海流レイヤー等はclipファイルでご確認ください。

 

2017/09/03 追記: 更に10時間かけて、アップデートしました。ファイルを差し替えました。

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